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相続権のない本来の相続人 -2010/07/04-


相続人としての立場にある人が、相続権を失う場合があります。
それが、相続欠格と相続廃除です。

@相続欠格
相続欠格とは、相続人が相続に関し次のような不正を行った場合に、相続人としての資格を失う制度です。

・故意に、被相続人、先順位・同順位の相続人を殺し、または殺そうとして刑に 処せられた場合
・被相続人が殺されたことを知っていたのに、告発、または告訴しなかった場合
・詐欺・強迫によって、被相続人が遺言を作成・取消・変更などを妨げた場合
・詐欺・強迫によって、被相続人に遺言を作成・取消・変更などをさせた場合
・被相続人の遺言書を偽造・変造・破棄・隠匿した場合

欠格者は同時に受遺者としての資格も失うので、遺贈を受けることもできません。
 なお、相続欠格者は代襲原因にあたるので、欠格者の子は代襲相続することができます。

A相続廃除
相続廃除とは、被相続人の意思により、相続人の権利を奪う制度です。
相続人に次のような著しい非行の事実がある場合に、家庭裁判所に「推定相続人廃除調停申立て」をし、推定相続人の持っている遺留分を含む相続権を剥奪するものです。(※)
・被相続人を虐待した場合、又は被相続人に対して、重大な侮辱を与えた場合
・推定相続人にその他の著しい非行があった場合

廃除の対象は、遺留分を有する推定相続人に限られます。(遺留分を持たない兄弟姉妹については、遺言で相続させないことができますから、対象とはなりません。)
廃除された者の直系卑属は、代襲相続することができます。また、相続欠格の場合と異なり、廃除された者は遺贈を受けることができます。

※被相続人が家庭裁判所に審判の申立てをするか、遺言に残して遺言執行人が家庭裁判所に申立をし、裁判所に認めてもらう必要があります。  


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